Posted:2020年03月02日 | カテゴリー:合羽橋
みなさま、こんにちは。
元祖食品サンプル屋合 羽橋店の佐藤です。
合羽橋店別館で2月22日~24日の3日間、スペシャルデーが開催されました(^o^)!
今回のメニューは「カツ丼」です。
このカツ丼、実はスペシャルデーのメニューとして一番最初に考案されたもので、元祖食品サンプル屋としては思い入れがあるメニューの1つです。
このサクサクなカツとトロトロな玉子がおいしそうなカツ丼!
さっそく工程をご紹介していこうと思います。
まずは野沢菜とカツ丼の上にのせる三つ葉をつくっていきます。
濃い緑の蝋に野沢菜の芯をつけて、蝋を伸ばします。
その後、野沢菜の形を整えてカットします。
次は三つ葉をつくります。
まずはペーパーを緑色の蝋に浸したあと、少し冷やして少し固めます。
そしてこの後が細かい作業になるのですが、この蝋に浸したペーパーを三つ葉の形にカットしていきます。
次にメインとなるカツの製作に入ります。
まずはカツのお肉をつくっていきます。
お湯の中に豚肉の色をした蝋を流し入れ、お湯の中で練ります。
ここでしっかり揉みこんでいくと脂身の白い部分が出てきます!
それをカツの見本(食品サンプルです)の大きさに合わせてカツの形にしていきます。
カツを揚げていきます!!
上から黄色い蝋を水面に垂らして衣をつくります。
先ほどつくったお肉を衣の上にのせてお湯の中でひっくり返すと・・・
揚げたてのカツの完成です!
カットしてみましょう。
そして、更にリアルに、おいしそうに見せるために、金属製のブラシでお肉のカット面に筋を入れていきます。
せっかく筋を入れたので、カットしたカツをひとつ横に倒して、筋がきれいに入った面を上にしてわざと見えるようにごはんにのせる方もいらっしゃいました。
(実際に飲食店様向けの食品サンプルでも使う見せ方です)
サックサクのカツ、とっても美味しそうです)^o^(
さあ、ここからは仕上げの工程です。
カツをご飯の上に乗せたら卵とじを表現していきます。
まずはベースとなる玉子の色をたっぷりのせていきます。
玉ねぎを盛り付けて、更にとろ~っとした感じを出すために、白身と黄身の色をのせていきます。
そして卵とじに出汁の色を乗せたあと、仕上げに三つ葉を乗せてハンダゴテで接着面をとかしながら固定して完成です。
いかがでしたでしょうか。
私も事前の練習で初めてカツ丼をつくったとき、カツが揚がったところや、卵のとろ~っとした感じを見て、思わず「わ~美味しそう・・・」と声が出てしまいました。
ご参加いただいたお客さまも、卵の感じやカツの並べ方など、お好みで製作していただいたので、それぞれ個性的な作品ができあがりました。
お客様それぞれの好みやこだわりをうかがうことができて、私も楽しませていただいた2時間でした。
次回のスペシャルデーも今から楽しみです(^_^)/
それではまた次回、皆様のご参加を心よりお待ちしております。